神魔降臨
〜宿業編〜

タイトルイメージ

ストーリー背景
キャラクター紹介


ストーリー背景

勝者が正義・・・・
あまり肯定的な場面では使われない言葉であるが、
この言葉の正しさは歴史が証明している。
勝者が自分を正当化するための歴史を作り、
それまで正義であった敗者は新しい歴史のもとで悪となる・・・。
極端な話、昨日までは侵略戦争と呼ばれて非難されていたものが、
勝利のその日から解放戦争と呼ばれ正当化されるようになる。
それが歴史と言うものである・・・・。
これはなにも人の歴史に限ったことではない。
神々の歴史においても然り、である。
インド及びペルシアにおけるディーヴァとアスラとの関係が然り・・・。
キリスト教世界における唯一神と悪魔との関係も然り・・・。
日本における天津神と国津神との関係もまた然り・・・。
ほぼ全ての神話は勝者によって書かれたものである。
それゆえ勝者は常に神となり、敗者は悪として神に滅ぼされる。
昨日まで神と呼ばれ信仰の対象となっていたものが、
敗れたその時から悪魔となり迫害の対象となる・・・・。
これらのことは、勝者の作った歴史の中においてはあまり表に出るものではない。
それは勝者にとって隠しておきたい事実であるからに他ならない。
しかし、いくら巧妙に隠したところで事実は事実・・・決して消えるものではない。
少なくとも当事者にとってはその遺恨が消え去ることは無い。
そしてそれは代を経て尚、消えることは無い・・・。
そう・・・復讐が果たされるまでは・・・・・・。

キャラクター紹介

羽々明人(Akihito Haba)

この物語の主人公の一人。
和志の双子の弟。
本人は冷静なつもりであるが、
和志に言わせればまだまだ。
人と関わりを持つのが苦手で、
仲間内以外とは殆ど喋らない。

羽々和志(Kazushi Haba)

この物語の主人公の一人。
明人の双子の兄。
恐ろしいまでに切れる頭脳と、
冷静な判断力を兼ね備える。
人付き合いも無難にこなすが、
仲間内では尊大な態度をとる。

藤森遥(Haruka Hujimori)

羽々兄弟とは所謂幼馴染。
二人より二歳年下。
明るく振舞うという特技を持ち、
羽々兄弟の不足部分を埋める形で
友好な関係が持続出来ている。

氷川舞菜(Maina Hikawa)

物語のキーパーソン。
謎の多い人物として登場。
口数は少なく物腰も落ち着いているが、
明人曰く”口以上によく語る瞳”を持つ。

登場キャラ一覧(一部)

登場人物
     荒上 建      ?                              ?       ?
 ?   ?   東堂 稲穂   氷川 舞菜  羽々 明人    羽々 和志  藤森 遥    葛葉 真琴

主要組織

秘密組織“神々の夜明け”
非合法的宗教団体。
秘境的な魔術から最新の科学技術までを擁し、裏社会での影響力は大きい。
実行部隊“ゲブラー”を初め、魔術師、ミュータントなどの強力な戦力を持つ。
近年、表社会への進出を狙っており、そのために必要な新たな力の鍵として舞菜を狙っている。
特殊部隊“闇狩人”
警察の組織の一つであるが、決して表に出る事のない裏の存在。
その名のとおり世の闇を狩ることを目的としており、その為には超法規的に殺人も認められている。
現在、平野、安倍、葛葉の3名が所属している。
その他
その他にも、独自の目的を持って行動している組織、あるいは個が存在する。